書評:6冊目【思考停止という病】

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タイトル:思考停止という病

著者:苫米地英人

出版社:KADOKAWA

 

~本について~

思考停止せずに生きることは、自分次第で誰にでもできます。

政治や経済の世界だけでなく、考えることをやめている人はたくさんいます。

自分の頭で考えている人は、自ら解決策を提案し、実践することで何かしらの成果に繋げます。

一方自分の頭で考えない人は、何度も同じ間違いを繰り返してしまいます。

なぜそういった人が多くいるのでしょうか?

それを脳の視点と社会的な視点の両方から解き明かしていきたいと思います。

 

 ~著者について~

苫米地/英人
1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、苫米地国際食糧支援機構代表理事、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、公益社団法人自由報道協会会長。

 

 

~書評~

この本に書いてあるのは、

・思考停止の原因

・思考することのメリット

・思考停止からの脱却方法

の3つに集約されると思います。

 

この本の冒頭に、かなり厳しいことが書かれていました。

そもそも、自分の頭で考えられないと、何が問題なんでしょうか。

自分の頭で考えていない人は「奴隷の人生」を歩んでいることになります。

知識がなく、自分でも判断できず、自分の頭で考えることをやめた人は、図分で人生を切り開くことができません。他人の話や言葉を聞いてからしか動けないのです。当然、他人の価値観に従って生きざるを得なくなります。実質、カルト宗教と変わりありません。

(中略)

思考を停止することは、自分で生きることを放棄し、他人に自分の人生を委ねることにほかなりません。これを奴隷というのです。そんな人が幸せになれるはずがありません。―(p55)

 

この強烈な文言を見たとき、思考停止とは「病」なのだと危機感を覚えました。

惰性で日々を過ごしたり、正しそうなことを疑いもせずに鵜呑(うの)みにすることは、奴隷の人生といっていますが、決して大げさではないと思います。

なにも考えずに行動することが増えてきた方、日々の雑事に追われて余裕がない方、不注意によるミスが続いている方、ぜひこの本をオススメします。

上記の「思考停止の脱却方法」には、具体的にどう考えればいいか、思考するために、具体的には何から始めればよいかなどが述べられています。

 

さらに言えば、この本の内容だけを鵜呑みにせず、参考程度に読み、著者が正しいことを言っているか、何を実践するか、考えなければならないことは何か、などを「考えて」みてください。

そのための本としてもおススメの1冊です!

 

~感想~

[思考停止したまま日々を生きること]

私はこれを人生や時間の「空費」だと思っています。空費とは言い換えれば、無駄遣いと同じです。

お金の無駄遣いは後悔しますよね。やってしまったな、とか、もっと節約しないとな、自制心を鍛えないとな、なんて思えるかもしれません。

しかし、時間の場合はお金と違って時間を空費してしまうと元には戻りません。

 

・誰しもより良い人生を求めますが、思考停止しながら時間を粗末にし、自分が本来取り組むべき課題に真摯に取り組まず、問題を先送りにしてしまう人も多いではないでしょうか??

・また、わかっているけれど、どうやってやればよいかわからずに立ち止まっている方もいらっしゃるのではないでしょうか??

 

そういう方はぜひこの本を読んで1つでも2つでも実践してみてください。

今自分がやるべきことは何か、日々を充実させるにはどうすればよいか、将来をどうしたいかなど、大事なことは思考停止したままだと見つからないと思います。

逆に言えば、思考することにより、見えてくるものはたくさんあると思いますし、時間を無駄にしている暇はないことが分かると思います。

 

私は日々成長し続け、人に価値を提供したいと思っているので、思考することは欠かせません。

というより、思考停止すると、成長もできませんし、何よりも読書会や読書することを継続できません!(笑)

そういった意味でも、自分への戒(いまし)めとして定期的に読まないといけない本であることを痛感しますね。

 

~学んだこと~ ※ちょっとネタバレあり

ここからは、私がこの本から学んだことを書きます。

ネタバレもあるのでそれでもよければ、そのまま下にスクロールを進めてください…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・思考停止する原因は3つで、解決策はその3つの逆をすることです。

  • ①前例主義   ⇔ ①問題意識を持つ
  • ②知識不足   ⇔ ②勉強する
  • ③ゴールがない ⇔ ③目標を明確にする

 

ではどうすればいいのか??

①の既成概念を捨てるには、常識を疑うこと、問題ないと思わないことです。

②の知識不足は圧倒的なインプットで補うことが可能です。一番最適な方法は「読書」です。

③のゴールがないことによって思考停止する人は、「現状の外側にある強烈なゴール」を設定してみてください。例えば、宇宙飛行士になる、年収1億円など、途方もない夢だとなおさら良い、と書かれています。

※ただし本当にやりたい(なりたい)ことであることが条件です。

そうすると「どうやってそこにたどり着けばいいのか」と思考が働きます。

 

ではどのような読書法や目標設定をすればいいのか?それは「この本」に書かれていますので、気になった方は一度書店で手に取って読んでみてはいかがでしょうか。

 

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