書評:5冊目【ゼロ】堀江貴文

  • LINEで送る

タイトル:ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく

著者:堀江貴文

出版社:ダイアモンド社

~本について~

 

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。
堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

 
 ~目次~

第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った  ─仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ  ─迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか? ―「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり ―孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由 ―未来には希望しかない
おわりに

 

~著者について~

堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年福岡県八女市生まれ。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で、一気に時代の寵児となる。既得権益者と徹底的に戦う姿が若者から支持を集め、『稼ぐが勝ち』(光文社)がベストセラーに。しかし2006年1月、33歳のときに、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年6カ月の実刑判決を下される。2011年6月に収監され、長野刑務所にて服役。介護衛生係としての仕事に励みつつ、メールマガジンなどで情報発信も続け、獄中で40歳の誕生日を迎える。2013年3月27日に仮釈放。本書が刊行される直後の11月10日0時に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって、「ゼロ」からの新たなスタートを切る。

 

~書評~

出所した後の堀江貴文氏(以下、ホリエモン)について知りたいのであれば、この本を一番最初に読むことをおすすめします!

理由は2つあります。一つはホリエモンの生い立ちがわかること。もう一つは、飾らず素直に本音を語る、という趣旨で書いていることです。

出所とは言い換えれば「ゼロ」からの出発です。

成功へのショートカットを求めて、どうすればラクをしながら成功できるか、という「掛け算の答え」を探す人が多い中で、本書の冒頭、ホリエモンは、次のように言います。

物事の出発は「掛け算」ではなく、必ず、「足し算」でなければならない。まずはゼロとしての自分に、小さなイチを足す。小さく地道な一歩を踏み出す。ほんとうの成功とは、そこからはじまるのだ。―(p29要旨)、

ゼロになることは、みんなが思っている以上に怖くはない。失敗して失うものなんてたかが知れている。何よりも危険なのは、失うことを恐れるあまり、一歩も前に踏み出せないでいることだ。―(p30)

そのうえで、「お金」「自由」「働き方」「やりたいこと(夢)」「信用」「やりがい」「時間」についての、ホリエモンの価値観があますところなく述べられています。

ビジネスパーソンは読んでおいて損はないと思いますし、これから社会に出ていく学生、パートでもやろうかなと思っている主婦も読むといいと思います。

 

~感想~

この『ゼロ』は、私が最初に読んだ「ホリエモンの著作」なのです。

体感では、この本が売れだしてから、ファンが急増した気がします。

その前の著作『稼ぐが勝ち』や、いわゆる「ライブドア事件」により、世間的には「金の亡者」「強欲な野心家」「反社会的」など、「悪い人」というイメージがありました。

もちろん本書を読む前の私にもありました。

ただ、生い立ちを知るうちに、どうして東大をやめて起業したのか、なぜお金があるのに働き続けるのか、仕事やお金、時間についてなぜそう考えているのか、ホリエモンのいう「自由」とは何か、などがよく理解できました。

 

また、難しい言葉を使わず、本質的な事を発信するホリエモンに、痛快な気持ちになる方は多いのではないでしょうか。

私は、ホリエモンの言うことがすべて正しいとは考えていませんが、その言葉には有言実行してきた「経験」という重みがありますし、批判を恐れず、意見を発信し続ける姿勢に、尊敬の念を抱いています。

また、本書の中にある時間やお金に関しての意見には共感と学びがありました。

 

仕事やお金、自由について悩みがある方はぜひ本書を読んでみると良いと思います。

とても励まれますし、学びも大きいと思います。

最後に本書の中で私が個人的に印象に残った言葉をピックアップしてみました!

 

~印象に残った言葉~

①人生の中で、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつだ。そこを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。―(p119)

 

②僕は「無駄話」が嫌いだ。(中略)時間とは、「命そのもの」だからだ。なんの実りのない無駄話に突き合わされることは、命を削られているに等しい。

タイム・イズ・マネーという言葉は間違っている。お金なら増やすことも可能だ。しかし、時間だけは誰にも増やすことはできない。(中略)タイム・イズ・ライフなのである。―(p208)

 

③僕は、みんな繋がり、みんなと笑顔を分かち合いたい。そのために少しでもいいから、ほんの1センチでもいいから社会を前に進めたい。―(p230)

 

  • LINEで送る

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。