
こんばんは
今回はこんな話題で盛り上がりました!
もくじ
紹介された本:3冊
著者:戸田 智弘
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
著者:ダン・アリエリー著・NHK白熱教室制作チーム 翻訳
出版社:ハヤカワ・ノンフィクション文庫
著者:美濃部 達弘
出版社:あさ出版
盛り上がった話題
今回の一番のテーマは「人間は感情の生き物」だということでした。
“人間が非合理的な行動をとってしまう現象”をわかりやすく解説した『アリエリー教授の「行動経済学」入門』は、以下のような驚くべき研究結果が載っていて非常に驚きが多かったです。
24種類のジャムが置いてある店と6種類のジャムを置いてある店。
お客さんの満足度が高いのは、バリエーションが豊富な24種類のジャムより、6種類のジャムから選んだほうが高いとの研究結果があります。
これは、より多くの選択肢が与えられると、どれが自分にとって一番いいのか迷うのが原因のようで、選択肢の多さ(自由度)が必ずしも幸福感に比例しないという好例だと紹介されました。
また、歯磨きについては”歯磨き粉”を使うのと使わないのでは、あまり効果に違いはなく、むしろフロスを使うほうがいいらしいのですが、それでもわざわざ”歯磨き粉を塗った歯ブラシを使う”のは、ミントの味への満足感が原因の一つだというのも紹介されました。
本の紹介後、「非合理だけどやってしまうこと」「合理的だけどやらないこと」で盛り上がりました。
事例で出たのは、掃除やダイエットは「やったほうが絶対いいけどついサボりがちなもの」であったり、「恋人が金で買えたら買うかどうか」など、ユニークな事例も出て、
たしかにお得とお得感は違うな..と考えさせられる読書会になりました。