何かを勉強するときに必ずと言っていいほど、立ちはだかる壁があります。
それは
「習慣」「継続」
「何をするにしても長続きしない方」「三日坊主の方」に、「読書を習慣化させるコツ」を書きます!
もくじ
1.誰でもできる「勉強を続けるコツ」
いうまでもなく、何を勉強するにしても重要なことは、”継続した”読書習慣”を作ることです。
本を2.3冊読んで終わりにするではなく、現実の世界でも活かせるように”体系化された知識”を得られるような読書をすることを私はオススメします。
なぜでしょうか?
理由の一つに、その分野についてある程度広く、それなりに深い知識があると、細やかな質問が来ても対応できる、というものがあります。
またそれに付随して「自分の伝えた情報」に”説得力と信用力“が備わります。
なぜならその情報は、背後にある膨大な知識に裏打ちされたものだからです。
情報があふれかえっている今のインターネット時代において、「自分の伝える情報」に説得力を持たせることができるのは、大きな武器になります。
そして、自分の伝えた言葉を信じてもらえるのは、純粋にうれしいものです。
ではどのようにして「継続した読書習慣」を創ることができるのでしょうか??
方法はいろいろあるかとは思いますが、一番有効なのは
「読書せざるを得ない環境を創ること」
だと思います!
例えば、「毎週1回は読書会に参加する」という方法を選んだとします。
そうすると「毎週少なくとも1冊は本を読まなければならい状況」を創ることができます。
しかも、達成できればひと月に4-5冊は読んだことになりますから、年間に換算すると約50冊分の本を読む力が身に付いたことになります!
これは余談ですが、私の場合は、あらかじめその分野の本を大量に買っておき、”読まないと損”という状況を創りました。
具体的には、だいたいひと月に2-3万円(20-30冊)を、読めたかどうかにかかわらず、”毎月”購入することを半年間ほど繰り返していました。
私が行った方法は、お金が非常にかかりますし、びっくりするほど家の中が散らかります(笑)。
なのでおすすめはしませんが、この「〇〇するなら△△せざるを得ない状況を創る」という考え方は勉強以外でも役に立ちます。
例えば、
◆ダイエットをしたいのであれば、”運動せざるを得ない状況”を創る。
◆早起きをしたいのであれば、”その時間に起きてしまうような状況”を創る。
◆貯金をしたいのであれば、”貯金のためのお金に手が出せないような状況”を創る。
などなど…
要するに「自分でコントロールできない状況」であれば、気分に左右されずに継続して行うことができます!
そしてそれを長く続けていると、習慣となり、最終的にはあまり意識しなくても自然と行うことができるようになります。
2.どうしてもサボりたいときの対処法
ただ、この方法にも弱点はあります。
○○せざるを得ない状況を設定すると、次に来る悩みは「ストレス」です。
しんどい思いで毎日続けていると、どうしても日々の「やること」をサボりがちになりますよね!
そんなときの対処法は、達成したときの「ごほうび」を自分に用意してあげることです。
ごほうびも自分で定義することが大切ですが、
私が考える「ごほうび」とは、以下の条件にあてはまるものです。
(1)気晴らしになるもの
(2)ごほうび自体が目的にならないような「ささやかなもの」
(3)また「やろう」と決意させてもらえるもの
例えば、読書において私が設定した「ごほうび」にはこんなものがあります。
☆専門書1冊読めたら、ネットサーフィン1時間だけOK。
☆この本の第2章まで読み終えたら、好きな本1冊買う(マンガ可)。
☆5冊読み終えたら、書店に寄ってモチベーションを上げる。
などなど…
ここで一番大切なのは、「継続のためのごほうび」が何かです。
目的は「継続すること」であって「ご褒美を受け取ること」ではありません。
なのでできる限り、ごほうびが「継続へのモチベーションにつながるようなもの」であるほうがいいかと思います。
もし、これから何かを始めようと思っている方、読書を習慣にしたい方はぜひこの考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか??