最初にお断りしますが、この記事は読者に何かしらの不快感を与えてしまうかもしれません。
耳が痛いかもしれませんが、ぜひご覧になっていただけると嬉しいです。
この記事は「お金はすべてじゃないよ」「お金に執着しているのはかっこ悪い」という価値観の人に向けたものです。
もくじ
[お金が全てじゃない]という言い訳
私の偏見かもしれませんが、
「お金は全てではない」という方に限って、お金の本質について考えたり、学ぶことから逃げている人が多いように感じます。
確かにお金では解決できない問題もあるでしょう。
しかし、お金で解決できない問題で悩んでいる人が多いかと言えばそうでもなく、
お金で解決できる日常の些細な課題に振り回されて辟易している方が大変多いのが実情だと思います。
にも関わらず、それでも「お金に執着しているのは下品」「お金は大切じゃない」と言う方もいます。
ですが、現実でこんなことが起こる可能性についてどのようにお考えなんでしょうか?
言い訳1:結婚生活でお金がかかり〇〇できない。
結婚を機に、自己投資や趣味にお金が使えなくなった方も多いと聞きます。
あなたはお金がないことを言い訳にして、自分の夫や妻に対し、「あなたと結婚したから趣味の時間がなくなった」「お前と結婚したから夢を断念せざるを得なくなった」と言いたいのでしょうか?
それで夫婦円満な結婚を送れるのであればいいと思います。
しかし、お金があることで、お互いの趣味に時間をかけることができる場合も多く、
お金に対する正しいリテラシーを身につけておけば、避けられる夫婦喧嘩もあると思います。
言い訳2:親の介護でお金がかかり〇〇できない。
また、介護を必要としている親に対してこういうのでしょうか?
「(預金がなくて)僕からお金は出せない。親には年金があるんだからそれで何とかしてくれ」
誰でも年齢を重ねれば、ガンや生活習慣病のリスクも上がりますし、物忘れも多くなります。
そして親の介護には、労力もお金も時間もかかりますし、むしろより良い介護環境を親に与えたいという方が多いのが普通です。
ただ、お金の問題によって、親に対してなかなか満足のいく介護環境が提供できず、親子間のトラブルに発展するケースや、親の介護を機に精神を病んでしまい、仕事ができなくなる方もいます。
言い訳3:子供が生まれたから〇〇できない。
お金がないことで親が胸を痛めるのが、「自分の子どもに対し、質の高い教育を受ける機会を与えられないこと」です。
以前とあるニュース番組で「お金がないから子どもを学校に行かせられない」という親が特集されていました。
これを他人事と思うか、自分事と捉えるかはこの記事の読者の自由です。
しかしながら私は、自分の子どもに対し、お金がないことを理由に、その子の人生の選択肢を狭めることは絶対にしたくないです。
「自分が親にしてもらった教育レベル以上のものは子どもに受けさせたい」
これは当然だと思いますが、お金がないためにそれを実現できないこともあり得ます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
お金がないことによってできないことが増えるばかりではなく、もしかすると自分の周りにいる大切な人に迷惑をかける可能性だってあるのです。
気づいている方もいるかと思いますが、上記の「3つの言い訳」はお金があることによって、ある程度解決できる課題です。
私は「お金がすべてではない」という価値観を否定するつもりはありません。
むしろそれは素晴らしいと思っています。
しかし、それを言い訳に、お金について真剣に向き合わず、学ぶことから逃げていたり、
あなたの周りの人に迷惑をかけるとすれば、それは”自己中心のエゴ“だと言わざるを得ません。
ここまで書いてきましたが、結局何が言いたかったかと言えば、
老若男女問わず「お金」や「経済」の知識は必要だということです。
それは「贅沢をするため」というよりは「自分の生活を守るため」「周りの人に迷惑をかけないため」
にです。
もし、今まで「お金」について勉強することから逃げてきた人は、この記事を契機に勉強を始められてはいかがでしょうか?
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