今回は「読書を継続しにくい理由」と「継続するための解決策」を示そうと思います。
なぜ、継続できないのかを考え、読書習慣を取り戻しましょう!
読書するのが難しい理由
そもそもなぜ読書をすることが難しいのでしょうか??
あるデータがあります。
文化庁が発表したH25(2013)年「国語に関する世論調査」によると、
“読書量が減っている理由”について、以下の結果が出ています。
①「仕事や勉強が忙しくて読む時間がない」が51.3%
②「視力など健康上の理由」が34.4%
③「情報機器で時間が取られる」が26.3%
④「テレビの方が魅力的である」が21.8%
⑤「その他の項目」が合計で19.4%
みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか??
私は、②は仕方がないにしても、
①と③は個人の習慣や努力によって、改善する余地はあると考えます。
では私たちが日々スマホや仕事に追われる中で、
“読書の時間”をつくるにはどうすればいいのでしょうか??
原因:読書しないから時間がない!?
本田直之『レバレッジ・リーディング』(東洋経済新報社)には、以下のように厳しく書かれています。
―(前略)こう言うと必ず、「読書が大事なことは分かっているけれど、忙しくて読むヒマがない」という答えが返ってきます。しかし、これはわたしに言わせれば、全くの逆です。本当は、「本を読まないから時間がない」のです。どういうことか説明しましょう。
ビジネス書には努力の末に成功した人がその知識やノウハウを書いたものがたくさんあります。それを読むということは成功した人のやり方から学ぶことにほかなりません。本を書いた人が何年も何十年もかけて体得したノウハウを、わずか一冊の本を読むだけで手に入れることができるのです。それなのに本を読まない人は、せっかく本にうまいやり方が書いてあるにもかかわらず、自分一人で一から試行錯誤しながら、何もかもやろうとする。要領が良くないのです。―(p2)
つまり読書するとは、自分の課題に対する攻略本のような役割を果たします。
読書するにはお金と時間がかかりますから、一見すると効率が悪いように思います。
しかし長い目で見れば、時間の扱い方が身につき、お金や体力、時間的な面でのコストを下げることができるのです。
オバマ大統領や孫正義、池上彰など、多忙なスケジュールをこなす一流人がいる一方で、
レポートひとつに半日、一週間かかる人がいます。
同じ人間で、同じ24時間なのに、こうした雲泥の差ともいうべき結果の差も、やはり「先例・先人から学んでいるかどうか」というのが挙げられると思います。
「時間がないから読書できない」のではなく「読書しないから時間がない」と気づき、
まずは、読めそうな本、今話題の本から読書し始めてみることをおすすめします。
解決策:どうやって読書を習慣にするか
読み始めると最初につまずくのが「読書をどうやって習慣化するか」です。
結論から言いますが、習慣にするには多くの本を読むしか方法はありません!
近道はないのです。
筋トレやスポーツで例えるとわかりやすいですが、
何かを習慣化させるときには「ある程度の量をコツコツと長い時間かけて行うこと」が必要です。
つまり、習慣=量×期間です。
私は読書を習慣にするには2つのアプローチがあると思います。
①本を大量に購入して読む
②読書会に参加する
①は分かりやすいですね。
本を大量に購入しておけば、”本が読み終わって次の本に移れない”ということもないですし、
「読まなければ損した気分になる」という状況を作れるため、読書習慣が身につきやすくなります。
②は読書会に参加申し込みをすることにより、以下のサイクルを作れます。
①読書会に参加する⇒②本との出合い⇒③モチベーションUP・読書量UP⇒①読書会に参加する⇒②⇒③…
「本が好きすぎる人」でなければ、
私は「②読書会に参加する」という方法で読書を習慣にすることをおすすめします。
なぜ読書会で習慣化する方が効果的か
なぜ読書会の方が効果的なのでしょうか??
「読書が続かなかった人」は主に2つの失敗をしているかと思います。
一つは「本の選び方」、もう一つは「本の読み方」です。
読書会は、この二つの失敗をケアする効果が期待できます。
参加申し込み
この記事を読まれて少しでも興味を持たれた方、参加してみようかなと思われた方はぜひ一度遊びに来てみてください!
経済に詳しくなくても、読書を始めたての方でも大歓迎です!
読書会でお会いできるのを心より楽しみにしております!