私はモノを極力持たない、いわゆる「ミニマリスト志向」の生活を送っています。
ある日、僕の生活スタイルを知っている友人から”ミニマリストとしての拘りやメリット“などについて書いて欲しいと依頼があり、記事を書くことになりました。
皆さんの生活の質を向上させるきっかけになれば幸いです。
もくじ
ミニマリストとは?
最初に断っておきますが、ミニマリスト関連の記事はかなり長い「シリーズもの」になるかと思います。
というのも、私自身がミニマリスト型の生活スタイルを志向するようになって約3年になるのですが、
その間に自分の中に体系的な生活観のようなものができてきました。
その結果、どれを残し、何がいらなかったのかなどをまとめようとすると、5記事程度では到底足りなくなってしまいました!汗
なので場面、状況、似たものとの比較等をテーマで分けて、ゆっくり記事更新をしていければいいかなと考えてます!
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本題に戻りまして、
ミニマリストの定義は、佐々木典士氏の『ぼくたちに、もうモノは必要ない』(ちくま文庫)の定義がしっくりきます。
つまり、
物を必要な最小限に減らす生き方。
自分の価値は自分が持っているモノの合計ではない。モノは自分をほんのわずかの間しか幸せにしてくれない。必要以上のモノはエネルギーも時間も、全てを自分から奪っていく。
メリットについて
細かく分けるといろいろありますが、全部挙げだすときりがないので、
今回は以下の3つについて書こうと思います!
★メリット①:無駄な支出が抑制される
何といってもこのメリットは大きな動機になるのではないでしょうか??
基本的にこのライフスタイルでは、「モノを増やす活動の回数」自体が少なくなるので、
衝動買いはもちろんのこと、食費、日用品、家具家電、遊興費や交際費などにかけている無駄な支出がグッと減ります。
「節約する」といった我慢のようなものではなく、「必要ないから買わない」といったポジティブなモチベーションで支出が抑制されるため、無理なく継続できるところもメリットの一つですね。
貯金もできますし、ちょっとしたご褒美を自分にプレゼントする資金的余裕も生まれてくるかもしれません。
★メリット②:集中力の浪費を防ぎ、生産性を上げることができる
人間は選択を繰り返して生きている生き物です。
「何時に起き、どこで何をどの順番で行い、だれと会ってどんな話をするのか」
一説には、一日に人が選択(決断)している回数は約9,000回になるそうで、
「起きる or もうちょっと寝る」「靴下を右から履く or 左から履く」「朝ご飯を食べる or 抜く」など、決断は多岐にわたり、その度に脳のエネルギーを消費しているようです。
例えばですが、
「アレって今どこにおいてたっけ?」
「そういえばアレってあと何個残ってたっけ?」
「今日どの服を着ていこうかな?」
ということが多いと、脳はそれだけで大量のエネルギーを消費してしまいます。
これは、いわゆる「決断疲れ」という現象で、メリット②は、この些細な意思決定の数を減らすことができます。
その結果重大な決断をする場面(仕事や人付き合い、趣味など)に労力を投入する余裕ができます。
代表的な例では、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグや、アップルのスティーブ・ジョブズ、バラク・オバマ元アメリカ大統領など、重大な決断を下す立場の人がこの実践をしています。
彼らは服装を統一して、それに頭を使わないようにしている、という話は有名ですよね。
★メリット③:モノに対する執着心から解放される
このメリット③があるからこそ、結果的に支出が抑制される(メリット①)ことがあったりするのですが、
「モノがないと不安」という精神状態から、「必要なモノだけ買う・持つ」という状態に移行すると、以下のようなことが起こります。
・流行りしているものだからといって飛びつくことがなくなる。
・物自体が少ないので掃除も楽、更に言えば、部屋を広々と使うことができる。
・他人と比べて良いものを持っているか、などの比較をして劣等感を感じることがなくなる。
・決断疲れが起こりにくく、仕事、家事、趣味の生産性が底上げされる。
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この記事の最後に
「具体的にどうするか」「どういう考えでそうしているか」なども今後挙げていくつもりではありますが、
このサイトは「経済読書会@大阪」の公式HPです。
なので、ほかのミニマリストブログと違い、「個人の財布」や「業務効率化」に特化した記事が多くなると思います。
言い換えれば、「支出を減らすためのミニマリスト志向」であったり、「時間節約・スキマ時間確保のためのミニマリスト志向」という観点で、皆様のお役立てできる情報を発信していければうれしいです。
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