※このブログはショッキングな内容を含む可能性があります。
それでも良いという方はお進みください。
もくじ
時間=人生
「死」と向き合うのは非常にメンタル的にも重苦しく、深い内省が必要なため、たいていの人は避けがちです。
ただ、人生において「どのように死を迎えるか」、という問題は、
結局のところ、「どう生きるか」に帰結すると思うんです。

リンダ・グラットン『LIFE SHIFT』(東洋経済新報社)にもある通り、「人生は80年」だった時代から「100歳まで生きるのが当たり前の時代」に突入しつつあります。
その時にどんな働き方、どんな家族や友人、どんな資産を持って死ぬかは非常に重要な課題になってきます。
今回はそれらを選ぶうえで最も重要な要素である「寿命」ということについて書いていきます。
人生は何秒?
100年生きると仮定した際の人生の時間は、簡単な算数の知識で求められます。
つまり、
100年=60秒×60分×24時間×365日×100年*
=3,153,600,000秒=31億5360万秒です。
*100年の部分を換えれば残りの寿命をざっくり計算できる。例えば、現在30歳であれば100-30=70年にすればよい。
「億単位」だと感覚がつかみにくいので細かく区切っていきます!
また、秒単位だと意識しづらいので、日常生活でよく使われる「時間単位」で表します。
1時間=60分
1日=24時間➡①
1週間=168時間(①×7)
1ヶ月= 720時間(①×30)
1年=8760時間 (①×365)➡②
20年=17万5200時間(②×20)
100年=87万6000時間(②×100)
あなたが自由に活動できる時間
ここからさらに「自由に活動できる時間」を計算しますが、2つの条件を入れます。
- 基準は「第六十八回 日本統計年鑑 平成31年」に基づくこと。
- 今回は計算しやすいように端数を四捨五入して「大まかに」計算すること
「第六十八回 日本統計年鑑 平成31年」によると、
日本人の全世代(10歳以上)、平日・休日を含め、男性の場合、以下のようなデータが出てます!
- 睡眠:7時間46分(32%)
- 食事:1時間36分(6%)
- 仕事:5時間43分(24%)
※仕事に関しては20-74歳のデータで計算しています。
※( )内は、1日の中での割合を計算しています。
★合計すると、約15時間(62%)ほどをこの3つに費やしているわけです。
私の寿命
私の寿命を例にとってみましょう!
私は現在25才と約半年(6ヶ月)経ったので、残り74年と半年とした場合は、
②×74年+720時間×6ヶ月なので、
64万8240時間+4320時間=65万2560時間
活動時間は、×2/3をすればいいので、43万5040時間
仕事と食事の時間は、3割の19万5768時間なので、
43万5040時間-19万5768時間=23万9272時間
★つまり、睡眠、食事、仕事の時間を除けば、私の人生の活動時間は24万時間もないわけです。
つまり、1万日切ってます!
寿命をどうとらえるか
皆さんは24万時間(1万日)というのを聞いてどう思うでしょうか??
永いですか?それとも短いですか?
いろいろな解釈があってよいと思います。
しかし、いやな仕事に時間を費やしたり、目先の快楽を追いかけて、人生で本当にやりたかったことや、やるべきことができないまま人生の終わりを迎えるのは、非常に不幸なことだと思います。
お金と違って「時間」は取り返しがつきません。
スマホでゲームやチャットをしているときも、読書をしているときも、旅行に行っているときも、刻一刻と寿命は短くなっていきます。
この記事を読んだ後、是非ご自身で紙に書いて、「残りの寿命」を計算してみてください。
今のあなたの時間の使い方はどうでしょうか?
今のままで問題ありませんか?もっと違うことに使いたいですか?
使うとしたらどんなことに時間を使いたいですか?
もし、今の自分を換えたいのであれば、
今まで使っていた時間配分・優先順位を見つめ直してみてはいかがでしょうか??
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注)この記事では、わかりやすさや、計算のしやすさを優先し一部厳密さを欠く部分があります。
具体的には、1か月を30日と置いたり、ざっくり活動時間を2/3として計算していることなどです。